過激なパフォーマンスと独特のキャラクターで知られる伝説の芸人、江頭2:50さん。
現在、アルバイト求人のCMに出演している江頭2:50さんですが、江頭2:50さんが過去に経験したアルバイトはどのようなものだったのか気になりますよね。
調べてみたところ、江頭2:50さんは、想像を絶する苦労と壮絶なアルバイト経験があったようです。
今回は、江頭2:50さんの過去のアルバイトと、それが彼をどのように伝説の芸人へと導いたのかを探ります。
江頭2:50の芸人への道と驚きの初期アルバイト体験

江頭2:50(本名:江頭秀晴)は1965年(昭和40年)7月1日、佐賀県神埼市に生まれました。
高校時代から芸人になる夢を持っていた江頭さんは、大学在学中に上京を決意します。
1988年(昭和63年)、23歳の時に大学を1週間で中退し、単身上京した江頭さん。
当初は「たけし軍団」に入りたかったものの、求人誌「フロムエー」で見つけた大川興業の「劇団員募集」に応募し、見事合格しました。
しかし、芸人になる前の江頭さんは、様々な現場でアルバイトを経験していました。
- 在日朝鮮人の村での土方バイト(20歳頃)
- 実家の酒屋でのバイト(大学中退後)
- トラックの運転手(映画『トラック野郎』に憧れて)
中でも特筆すべきは、旭硝子(現・AGC)船橋工場でのアルバイト経験です。
ここでの作業が、後に江頭さんの代表的なギャグ「取って入れて出す」の誕生につながりました。

テレビのブラウン管の箱詰め作業を担当した江頭さんは、その真面目な姿勢と効率的な動きで周囲の注目を集めました。
「取って(ブラウン管を手に取る)、入れて(箱に入れる)、出す(次の工程に送る)」という単純作業を、他のバイト生の2倍の速度でこなしたのです。
借金地獄から生まれた最悪のバイト:東郷健の「裸のモデル」

大川興業に入社後、江頭さんは「芸で食う」という強いポリシーを持ち、一切アルバイトをしませんでした。
しかし、そのポリシーが仇となり、次第に借金が膨らんでいきました。
借金額が350万円に達した頃、大川興業の大川総裁から「江頭、何かバイトしろ!このままでは芸人を続けられなくなるぞ」と言われ、芸人になって初めて(そして唯一)のアルバイトを探すことになりました。

そこで江頭さんが見つけたのが、日刊ゲンダイの求人広告
「ちょっと裸になるだけの簡単なモデルです。時給2万円 東郷健」
裸がユニフォームの江頭さんは「これは俺にピッタリだ!」と即座に電話をかけました。
しかし、実際の仕事内容は想像を絶するものだったようです。
・全裸にされ、ふんどしを締められる
・ロープで亀甲縛りにされる
・フックをつけられて宙吊りにされる
・東郷健によってムチで打たれる
・写真撮影される
この衝撃的な経験は、後に江頭さんのYouTubeチャンネル「エガちゃんねる」で「時効だから話せる話」シリーズの一つとして公開され、大きな話題を呼びました。

結果的に、このバイトで手元に残ったのはたったの5千円。
命懸けの闇バイトで得たのは、わずかな金額と壮絶な経験だけでした。
伝説のギャグ誕生秘話と芸人としての苦闘

江頭さんの芸風は「突撃型」と称される危険極まりないもので、賛否両論を巻き起こしました。
その過激さゆえ、「日経エンタテインメント!」の「嫌いな芸人」ランキングで前人未踏の6年連続ダントツ1位に輝くという不名誉な記録も持っています。
しかし、江頭さんの芸風の原点は小学校時代にさかのぼります。
「小学校の頃からやってましたよ。皆がキャーと叫んで引いてしまう、すごすぎて逆に笑ってしまう、そういった情景を客観的に見ているもう一人の自分がいて、それでまた意識が高揚するんです。とにかく、そのときの解放感は、言葉では言い現せない位です」
江頭さんの代表的なギャグの多くは、彼の人生経験から生まれています。
例えば、
- 「取って入れて出す」→ 旭硝子でのアルバイト経験から
- 「2:50」という芸名 → 深夜2時50分以降に酒を飲んで必ず暴れ出すことから
中でも特筆すべきは、旭硝子(現・AGC)船橋工場でのアルバイト経験で、ここでの作業が、後に江頭さんの代表的なギャグ「取って入れて出す」の誕生につながりました。

2004年(平成16年)には体調不良等で一時休養しましたが、デビュー当時から現在まで、全くテンションが衰えることなく活動を続けています。
そして2020年(令和2年)、55歳でYouTubeチャンネル「エガちゃんねる」を開設。

わずか9日で登録者数100万人を突破し、現在では433万人を超える登録者数を誇る人気YouTuberとなりました。
まとめ
今回は、伝説の芸人、江頭2:50さんが過去に経験した壮絶なアルバイトについてお伝えしてきました。
江頭2:50さんの壮絶なアルバイト経験と芸人人生から学べることは、
- 信念を貫く強さ:「芸で食う」というポリシーを守り続けた
- どん底からの復活:350万円の借金、嫌われ芸人からYouTubeで大成功
- 年齢は関係ない:55歳でYouTubeに挑戦し大ブレイク
- 真摯な姿勢:工場バイトでも真剣に取り組む誠実さ
- 笑いへの覚悟:人生そのものを芸にする覚悟
- 「バイトをしていたら芸人として伸びない。俺は芸で食う!」
この強い信念と、借金地獄、危険なバイト、トルコでの逮捕など、壮絶な経験の積み重ねが、伝説の芸人・江頭2:50を作り上げたのです。
彼の人生は、夢を追い続けることの大切さと、どんな経験も無駄にしない姿勢の重要性を教えてくれます。
江頭2:50さんの今後のさらなる活躍が楽しみですね。
それでは、ありがとうございました。

 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			
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