歌手の五木ひろしさん(77)が慢性閉塞性肺疾患(COPD)と診断されたことが明らかになりました。
長年のヘビースモーカーとして知られる五木さんですが、今回の病気との関連性や今後の治療方針、そして芸能活動への影響について、最新情報をまとめてお伝えします。
五木ひろしの病気診断結果と症状

2025年7月13日、五木ひろしさんの事務所から衝撃の発表がありました。
五木さんが慢性閉塞性肺疾患(COPD)と気管支炎と診断されたのです。
症状の経過は以下の通りです。
- 7月7日頃から風邪のような症状が出現
- 7月11日に病院で検査を受ける
- 白血球の数値に異常が見つかる
- 上記の診断結果が下される
五木さんは現在、明治座で「デビュー60周年記念 五木ひろし特別公演」を行っていましたが、この診断を受けて7月19日まで休演することが決定しました。
7月20日以降の公演については、五木さんの病状を考慮して改めて発表される予定です。
ヘビースモーカーと慢性閉塞性肺疾患の関連性

五木ひろしさんは、かねてよりヘビースモーカーとして知られていました。
1990年のスポーツ紙のインタビューでは、以下のように語っています。
「この20年間、ずっと吸っているけれど、たばこは僕にとって一種の精神安定剤だ。自分勝手な考え方だが、禁煙することで、かえってイライラするよりは、吸ってるほうがいい。周りからは、『たばこは吸わないほうがいい』って言われるがやめられない」
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、主に以下の原因で発症します。
- たばこの煙などの有害物質を習慣的に吸い込むことによる肺の炎症
- 特に喫煙習慣を持つ中高年に多い
- 長年の喫煙歴が主な原因とされる
五木さんの長年の喫煙習慣が、今回の病気の原因となった可能性が高いと考えられます。
五木ひろしの治療方針と今後の見通し

五木ひろしさんの具体的な治療方針は明らかにされていませんが、一般的なCOPDの治療法には以下のようなものがあります。
- 薬物療法(吸入薬やステロイドで症状をコントロール)
- 重症時は酸素吸入
- 禁煙、食事、運動の生活習慣改善
- リハビリテーション
- ワクチン接種で感染予防
治療の中で最も重要なのは禁煙です。
喫煙を再開すると症状の進行が進み、日常生活にも支障をきたす可能性があります。
また、COPDの患者さんは新型コロナウイルスに感染すると重症化しやすいため、感染予防も重要になってきます。
今後の芸能活動については、以下のような見通しが考えられます。
- 当面は治療を最優先し、休養に入る
- 体調回復次第で段階的な復帰を目指す
- 77歳という年齢を考慮し、無理のない範囲での活動継続
五木さんは今回の公演前に、こう語っていました。
「今年喜寿を迎えて、すぐ目の前に80歳。もうどこまでやれるか」「孫もいますから、孫が僕のことをわかるようになるまで、あと4、5年は頑張らないといけないですね」
この言葉からも、五木さんの芸能活動への強い思いが伝わってきます。
まとめ
五木ひろしさんがヘビースモーカーであったことが原因で慢性閉塞性肺疾患(COPD)を発症し、現在治療に専念していることがわかりました。
今後の治療方針としては禁煙が最も重要で、段階的な回復を目指すことになりそうです。
芸能活動については、体調を考慮しながら無理のない範囲で継続されると予想されます。
五木ひろしさんの一日も早い回復と、健康を第一にした芸能活動の継続を心からお祈りしています。
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