一山本は元公務員出身の力士?学歴・経歴などについてリサーチ!

大相撲の世界で活躍する力士たちの中には、様々な経歴を持つ選手がいます。

しかし、公務員から力士になるという珍しい経歴を持つ力士がいることをご存知でしょうか?

それが、一山本です。

そんな一山本関ですが、なぜ、元公務員から大相撲の世界に飛び込んだのか気になりますよね。

また、公務員としての経験や大相撲入りを決意した理由などについても知りたいところです。

そこで今回は、

  • 一山本の基本プロフィールと学歴
  • 元公務員時代の一山本の経歴
  • 一山本が大相撲入りを決意した理由

主にこの3つについて迫っていきます。

それでは早速本題に入りましょう!

目次

一山本の基本プロフィールと学歴

出典:47NEWS

まず、一山本関という力士は、どういった人物なのでしょうか?

調べてみたところ、一山本関の基本的なプロフィールと学歴については以下のとおりです。

四股名一山本 大生
本名山本 大生
愛称八山本
生年月日1993年10月1日(31歳)
出身北海道岩内郡岩内町
身長188.0cm
体重150.0kg
BMI41.8
所属部屋二所ノ関部屋→放駒部屋
得意技突き・押し
出典:Weblio辞書

一山本関の本名は山本大生(やまもと だいき)さんです。

1993年10月1日生まれの現在31歳で、北海道岩内郡岩内町の出身です。

出典:旅行のとも、ZenTech

身長は188cm、体重は150kg前後と、大相撲力士らしい堂々とした体格をしています。

現在は放駒部屋(元・二所ノ関部屋)に所属しています。

出典:Yahoo!ニュース-Yahoo!JAPAN

一山本関の学歴は以下のとおりです。

  • 小学校:岩内町立岩内東小学校(小学2年生から相撲を始める)
  • 中学校:岩内町立岩内第一中学校(相撲を継続)
  • 高校:北海道大野農業高校(兄の後を追って進学、高校総体で32強の成績を残す)
  • 大学:中央大学商学部商業・貿易学科(2016年3月卒業)

大学時代の一山本関は、相撲部に所属し、4年次に全国学生相撲選手権大会で個人16強という成績を収めています

出典:白門オンライン

しかし、卒業時には「学生時代に目立った実績がない」という理由から、当初は大相撲入りを検討していませんでした。

一山本は中大卒業当時、プロに進む気がなかった。「自信がなかった」。学生時代に相撲で目立った成績を残せなくても、地元の北海道福島町役場で働きながら、子どもたちに相撲を教えていければ満足できると思っていた。

出典:時事ドットコム

元公務員時代の一山本の経歴

出典:北海道新聞デジタル

大学卒業後、一山本関は意外な道を選択しますが、どんな職業を選択したのでしょう?

調べてみたところ、一山本関は「公務員」としての道を選択しました。

2016年(平成28年)春、中央大学を卒業した一山本関は、北海道福島町役場に就職します。

出典:みなみ北海道ふくしま留学

配属先は教育委員会学校教育係で、主に学校とのやりとりなど、事務職としてパソコンに向かって仕事をしていたそうです。

出典:ameblo.jp

実は、一山本関は小学校の卒業文集に「公務員になりたい」と書いていたようです。

その夢は、叶えた形となりました。

出典:X

しかし、公務員としての仕事だけでなく、一山本関は相撲との関わりも持ち続けていたようです。

町役場に勤務する傍ら、以下のような活動も行っていたのです。

  • 町内の小学校などで相撲の普及に取り組む
  • 「横綱千代の山・千代の富士記念館」を拠点とする町相撲少年団で、子どもたちに相撲を教える「山本先生」として活動
出典:47NEWS

このように、公務員としての仕事と相撲の普及活動を両立させていた一山本関。

出典:じゃらんnet

北海道の偉大な二人の横綱、千代の山と千代の富士の出身地である福島町で、一山本が公務員として勤務したというのは、何か因縁めいたものでもあるのでしょうか?

出典:47NEWS
出典:Esquire

しかし、彼の人生は大きな転機を迎えることになります。

一山本が大相撲入りを決意した理由

出典:サンスポ

公務員として安定した生活を送っていた一山本関が、大相撲入りを決意したのは何だったのでしょうか?

その理由と経緯について見ていきましょう。

調べたところ、一山本関は、2016年(平成28年)に公務員として働きながらも国体に出場し、個人16強に入る成績を収めたそうです。

しかし、この成績に満足できなかった一山本関は、自身の相撲に対する思いを再確認することになります。

2016年10月4日。岩手国体に北海道代表で出場し、個人決勝トーナメント2回戦で敗退した時だった。「あと1勝できていれば、全日本選手権の出場権を得られるベスト8に入れた」。大学時代も届かなかったアマチュア相撲最高峰の大会にあと一歩で及ばなかった悔しさは、もう一度「真剣にやってみたい」という思いに変わり、プロで勝負しようと決意した。

そんな中、中央大学相撲部OB会長(当時)の元幕下・神光から大相撲入りを勧められたそうです。

これが、一山本関の人生を大きく変える転機となったようです。

中央大学相撲部OB会長(当時)の元幕下・神光から大相撲へ誘われたことなどから、大相撲への熱意が再燃。

出典:白門オンライン

さらに、この時期に日本相撲協会が重要な制度変更を行いました。

それは、年齢制限(23歳未満)を緩和する特例制度の導入でした。

この制度により、相撲などの競技実績があれば25歳未満まで大相撲への入門が可能になったのです。

一山本関は当時23歳2か月

この特例制度の適用第1号として、2016年(平成28年)末に公務員を退職し、大相撲入りを決意します。

従来であれば、新弟子検査の受験資格に定められた「23歳未満」の年齢制限を過ぎていたが、時を同じくして、一定の競技実績があれば「25歳未満」まで入門できるよう規定が緩和された。「チャンスを頂いた。挑戦してみたかった」。17年初場所で新弟子検査を受け、年齢制限の緩和適用第1号力士となった。

出典:時事ドットコム

しかし、この決断は簡単なものではありませんでした。

特に、一山本関の母親は「公務員の地位を捨てること」に強く反対したそうです。

最終的には、4歳年上の兄の説得により、大相撲入りを決断することができました。

出典:TBS NEWS DIG

こうして、一山本関は2017年(平成29年)1月場所で初土俵を踏むことになります。

出典:スポーツ報知

公務員として働き始めてわずか約9か月後の大相撲入り

まさに異色の経歴を持つ力士の誕生となりました。

出典:岩内町 観光サイト

まとめ

今回は、一山本関の元公務員時代と学歴や大相撲入りまでの経歴についてお伝えしてきました。

一山本関は、中央大学を卒業後、北海道福島町役場で公務員として働きながら、相撲の普及活動も行っていました。

しかし、国体での成績に満足できず、また日本相撲協会の特例制度の導入もあり、大相撲入りを決意しました。

公務員という安定した職を捨て、大相撲の世界に飛び込んだ一山本関の決断は、多くの人に勇気を与えるものです。

一山本関の異色の経歴は、夢を追いかけることの大切さを私たちに教えてくれます。

安定を求めるだけでなく、自分の情熱に正直に生きる姿勢は、多くの人の心に響くのではないでしょうか。

今後の一山本関の活躍に、さらに注目が集まることでしょう。

それでは、ありがとうございました。

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