大相撲界に新風を巻き起こしている力士がいます。
その名は朝紅龍関。
そんな朝紅龍関ですが、「角界の筋肉マン」という異名を持つ彼の筋肉美は、相撲ファンのみならず、筋トレ愛好家からも熱い注目を集めています。
また、朝紅龍関の驚異的な筋トレメニューや、彼を「角界のキン肉マン」へと導いたマッスルエピソードについて知りたいところです。
そこで今回は、
- 朝紅龍の驚異的な筋肉美と「角界の筋肉マン」の異名
- 朝紅龍の筋トレメニューの全貌
- マッスルエピソード:朝紅龍の筋肉への道のり
主にこの3つについて迫っていきます。
それでは早速本題に入りましょう!
朝紅龍の驚異的な筋肉美と「角界の筋肉マン」の異名

朝紅龍関とは、どういった力士なんでしょうか?
朝紅龍関(本名:石崎拓馬)は、178センチ、123キロという軽量級の体格ながら、その筋肉の質と量は角界随一と言われています。
鍛え上げられた逆三角形のシルエットは、まさに漫画「キン肉マン」の主人公を彷彿とさせるほど。

その体格から「角界の筋肉マン」という異名が付けられたのも納得です。
朝紅龍関の体の測定値を見てみましょう。
- 腕回り:50センチ
- 胸囲:135センチ
- ウエスト:115センチ
- ヒップ:117センチ
これらの数値を見ると、一般的な力士とは明らかに異なる体型であることがわかります。

朝紅龍関の特徴的な相撲スタイルは、この鍛え上げられた筋肉を活かしたものです。

相手のふところに入ってからの爆発的なパワーを活かしたハズ押しは、彼の代名詞とも言えるでしょう。
特徴は相手のふところに入ってからのハズ押し。筋肉質の体形から繰り出すパワーは相当なもので、本領を発揮すれば一気に相手を押し込める。
出典:日刊ゲンダイDIGITAL

朝紅龍の筋トレメニューの全貌

筋肉がすごい朝紅龍関ですが、どのような筋トレをおこなっているのでしょうか?
朝紅龍関の筋肉は、厳しい筋トレメニューによって作り上げられています。
上腕二頭筋とか(見栄えするところ)を鍛えたりしましたが、自分はボディビルダーではない。ベンチプレス、スクワット、デッドリフトの三大トレーニングで、大きな筋肉をメインに鍛えるようになりました
出典:Yahoo!ニュース

その中でも特筆すべきは、ベンチプレス200キロを持ち上げる驚異的なパワーです。

この数値は、プロのボディビルダーと比較しても引けを取らないレベルです。
筋トレ好きで、ベンチプレスは200キロを持ち上げる力自慢だ。
出典:日刊ゲンダイDIGITAL
朝紅龍関の筋トレメニューの一部を紹介します。
- ベンチプレス:最大200キロ
- 腕立て伏せ:1日1300回(幼少期からの習慣)
- サンドバッグでの打ち込み練習
これらのハードなトレーニングを日々こなすことで、朝紅龍関は現在の筋肉美を獲得したのです。

しかし、最近では相撲により適した体作りへとシフトしています。
「張りのある大胸筋や、盛り上がった僧帽筋、広背筋は見事のひと言。ただ、大相撲で『見せ筋』は不要。それよりも重要なのはスタミナです。朝紅龍は体が小さいこともあり、本場所後半でバテてしまい、連敗しがち。伊勢ケ浜部屋の尊富士も筋トレ好きで上体ばかり鍛えていたが、兄弟子の横綱照ノ富士に『下半身を鍛えろ』と注意されて方針転換した結果、優勝した」(若手親方)
出典:日刊ゲンダイDIGITAL
極度なマッチョ路線から、やや丸みを帯びた体型への転換を図っているのです。

体重も128キロから123キロへと調整し、相撲に特化した筋力トレーニングに変更しています。

この変化は、朝紅龍関の相撲人生において大きな転機となりました。
実際に、この「プチ肉体改造」が功を奏し、幕内初勝ち越しを達成するなど、土俵上での成績向上につながっています。

マッスルエピソード:朝紅龍の筋肉への道のり

朝紅龍関の筋肉にまつわるエピソードはないのでしょうか?
朝紅龍関の筋肉への執着は、実は幼少期から始まっていました。
その原点となったのは、小学3年生の時のわんぱく相撲での一回戦敗退でした。
母からの指導が始まったのは小学生の頃だった。「地元のわんぱく相撲で1回戦負けしてしまって。僕自身はそんなに悔しくなかったんですけど、母親が負けず嫌いの性格で」と朝紅龍自身よりも母が悔しがったという。
出典:スポニチ Sponichi Annex

この敗北を母親が非常に悔しがり、その日から厳しいトレーニングが課されることになったのです。
ここからスパルタ教育が始まり「毎日腕立て1300回やらされて。サンドバックも買って、それにずっとタックルして」と毎日猛稽古をしていた。さらに「動きが悪かったら、姉がステッキ棒を持っていたんですけど、それを殴り棒にされて」と厳しい母からの指導があったことを告白した。
出典:スポニチ Sponichi Annex

母親による過酷なメニューには以下のようなものがありました。
- 毎日の腕立て伏せ1300回
- サンドバッグでの打ち込み練習
- 負けず嫌いの母による徹底指導
この母親のスパルタ教育が、朝紅龍関の筋トレへの情熱の原点となったのです。
高校時代には、ボディビルに強い憧れを抱くようになりました。

この時期から本格的な筋力トレーニングに没頭し、現在の筋肉美の基礎を築いていったのです。

朝紅龍関の筋肉への執着は、食事管理にも表れています。

筋肉維持のための栄養管理にも徹底的にこだわっているのです。
- 鶏むね肉のハムを手作りで製造
- タンパク質豊富な食材を積極的に摂取
- 体の調子を整えるためのきめ細かなケア
これらの努力の積み重ねが、朝紅龍関の現在の姿を作り上げたと言えるでしょう。

まとめ
今回は、朝紅龍関の筋トレメニューと「角界の筋肉マン」としてのマッスルエピソードについてお伝えしてきました。
幼少期からの厳しいトレーニングと、高校時代のボディビルへの憧れが、朝紅龍関の筋肉への情熱を育てました。
ベンチプレス200キロという驚異的なパワーや、徹底した食事管理は、彼の筋トレへの真剣な姿勢を物語っています。
最近では相撲により適した体作りへとシフトし、その効果が成績にも表れ始めています。
朝紅龍関は、筋肉美と相撲の技術を両立させようと努力を続ける、現代の角界において非常にユニークな存在です。
今後、「角界の筋肉マン」から「実力派の関取」へと進化していく朝紅龍関の活躍から、目が離せません。
相撲ファンはもちろん、筋トレ愛好家にとっても、朝紅龍関は注目すべき力士と言えるでしょう。
それでは、ありがとうございました。
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