1970年代を代表する女優として多くの人々に愛された中山麻理さんが、2025年7月12日に77歳で亡くなりました。
この悲報は7月21日に公表され、芸能界に大きな衝撃を与えています。
中山麻理さんの死因や輝かしい経歴、そして波乱に満ちた晩年について、詳しくお伝えします。
女優中山麻理さんの死去と死因

中山麻理さんは2025年7月12日、東京都内の病院で静かに息を引き取りました。
享年77歳でした。
死因は大腸がんだったことが報じられています。
2024年末から体調不良を訴えて入院し、闘病生活を送っていたとのことです。
最期は3人の息子たちに看取られながら、安らかに旅立たれたそうです。
中山麻理さんの突然の訃報に、多くのファンや芸能関係者が悲しみの声を上げています。
中山麻理さんの輝かしい女優経歴

中山麻理さんは1948年2月1日、東京都世田谷区に生まれました。
1966年に東宝演芸部に入所し、1968年に映画『兄貴の恋人』でデビューを果たします。

このデビュー作でエランドール新人賞を受賞し、早くも才能を認められました。
中山麻理さんの代表作として特に有名なのが、1969年から1970年にかけてTBSで放送された『サインはV』です。
この作品で演じた椿麻理役は大ヒットし、バレーボールブームの火付け役となりました。

中山麻理さんの名前と顔を一躍全国に知らしめた作品となりました。
その後も、『限りなく透明に近いブルー』(1979年)でのリリー役、『華麗なる一族』(1974年)での万俵万樹子役、『炎の肖像』(1974年)での小林絵里役など、数々の名作に出演しました。
大人びたクールな美貌とグラマラスな容姿で、1970年代を代表する女優として輝かしい活躍を見せました。
中山麻理さんの波乱の人生と晩年

中山麻理さんの人生は、華やかな女優としての活躍だけでなく、私生活でも波乱に満ちたものでした。
1980年、映画『限りなく透明に近いブルー』で共演した俳優の三田村邦彦さんと結婚します。

結婚を機に芸能界を引退し、家庭に専念しました。
しかし、約19年間の結婚生活の末、1999年に離婚することになります。
離婚の原因として報じられたのは、三田村邦彦さんの不倫問題でした。
22歳年下の女優・高橋かおりさんとの不倫が発覚し、泥沼の裁判を経て離婚が成立したとされています。
中山麻理さんと三田村邦彦さんの間には3人の息子がいます。
- 長男: 三田村瞬さん(タレント)
- 次男: 非公表
- 三男: 中山麻聖さん(俳優)

離婚後、中山麻理さんは女優業に復帰しました。
シングルマザーとして3人の息子を育てながら、舞台や映画で再び輝きを見せていました。
近年の作品には『IZO』(2004年)での参番の女役などがあり、舞台活動も継続していました。
一方、元夫の三田村邦彦さんは離婚後も俳優として活動を続けており、現在も現役で活躍しています。
中山麻理さんの死去に際して、元夫としての何らかのコメントが発表される可能性もあります。
まとめ
女優中山麻理さんが77歳で亡くなり、死因は大腸がんでした。
1970年代を代表する女優として輝かしい経歴を持ち、『サインはV』などの代表作で多くのファンを魅了しました。
私生活では結婚、離婚、シングルマザーとしての奮闘など、波乱に満ちた人生を送りました。
中山麻理さんの死去は日本の芸能界に大きな損失をもたらしましたが、彼女が残した作品と思い出は、これからも多くの人々の心に生き続けることでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。
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