大相撲の世界で注目を集める力士の一人、阿炎(あび)。
そんな阿炎関ですが、その個性的な言動や行動から、「ヤンキーだったのでは?」という噂が絶えません。
果たして、阿炎関は本当にヤンキーだったのでしょうか?気になりますよね。
また、阿炎関の性格や彼にまつわるヤンチャエピソードも知りたいところです。
そこで今回は、
- 阿炎はヤンキーだった?真相に迫る
- 阿炎の性格とは?天真爛漫な一面と意外な素顔
- 阿炎のヤンチャエピソード5選
主にこの3つについて迫っていきます。
それでは早速本題に入りましょう!
阿炎はヤンキーだった?真相に迫る

まず、多くの人が気になる「阿炎はヤンキーだったのか?」という疑問は、本当でしょうか?
結論から言いますと、阿炎関が過去ヤンキーだったという事実はありません。
いろいろ調べましたが、阿炎関がヤンキーだったというような公式な情報はありませんでした。
ネットで確認したところでは、阿炎関は、小学校・中学校・高校と相撲三昧の生活だったので、ヤンキーになる時間はなかったようです。
しかしながら、なぜ阿炎関にヤンキーのイメージがついてしまったのでしょうか?
それは、彼の見た目や発言が、一般的なヤンキーのイメージと重なる部分があるからと思われます。

特に、彼の率直な物言いや、時に大胆な行動が、そのような印象を与えてしまうのかもしれません。

阿炎の性格とは?天真爛漫一面と意外な素顔

次に、阿炎関はどんな性格をお持ちなのでしょうか?
阿炎の性格は、一言で表すと「天真爛漫」であると言われています。
しかし、それだけではない多面的な性格の持ち主でもあるようです。
ここでは、阿炎の性格の特徴をいくつか紹介しましょう。
率直で思ったことをすぐ口にする
阿炎関の最大の特徴は、思ったことをそのまま口にする率直さと言われています。
阿炎関の素直で無邪気な言動は、元気にしてくれます!
出典:日刊スポーツ
この性格が、時に物議を醸すこともありますが、ファンからは「素直で面白い」と支持されているそうです。

感情豊かで涙もろい一面も
意外かもしれませんが、阿炎は実はとても感情豊かで涙もろい性格とのこと。

メディアの前では強がることもありますが、感動すると涙を流すこともあるようです。
例えば、横綱・白鵬に初金星を獲得した際、インタビューを早く切り上げたのは、実は泣き出しそうになったためだったそうです。

家族思い、特に母親思い
阿炎関は4人兄弟の末っ子で、兄弟の中でも特に優しい性格だったと言われています。

幼少期には、母親がテレビドラマを見て泣いているのを見て、もらい泣きするほど感情移入する子どもだったそうです。
お母様に対しての親思いの心
出典:日刊スポーツ
この家族思いの性格は、現在も変わっていないとのことです。
やんちゃな一面
入門前からのやんちゃな気質が完全には治りきらず、時に問題を起こすこともあります。
これが「ヤンキー」というイメージにつながっている部分かもしれませんね。

しかし、これは単なる若さゆえの過ちであり、決して悪意があってのことではありません。
良くも悪くもわんぱくで、現代の角界には彼のような力士が必要。
出典:日刊スポーツ
阿炎のヤンチャエピソード5選

阿炎関のヤンチャエピソードはあるのでしょうか?
調べたところ、阿炎関の「ヤンチャ」な一面が表れた主なエピソードはあるので、ここで5つ紹介します。
これらの出来事が、彼の「ヤンキー」イメージを強めてしまった可能性があります。
1. 若元春の動画で炎上(2019年11月)
当時十両だった若元春関の手足をテープで縛った動画を自身のインスタグラムに投稿し、炎上してしまいました。
小結・阿炎が悪ふざけ…反省文提出へ 十両・若元春を縛り上げインスタ投稿
出典:zakⅡ
「仕返し!わら」という文字と複数の笑い声が入った動画は、友人同士のふざけ合いだったものの、SNSで拡散され大問題となったようです。

相撲界では暴力根絶を目指していたため、この行為は不謹慎とみなされ、これを機に力士のSNS使用が禁止されることになったそうです。
2. SNS研修会での「寝ていた」発言(2020年2月)
上記の炎上を受けて開催されたSNS研修会で、感想を聞かれた阿炎は「爆睡してた。寝てたし、何も聞いてねーし」と発言したとのこと。
自分が原因で開かれた研修会での不適切な態度に、相撲協会幹部は激怒したそうです。
この発言は、彼の率直すぎる性格が表れた典型的な例と言えるかもしれません。

3. コロナ禍のキャバクラ通い(2020年夏)
新型コロナウイルス感染拡大中、力士に外出自粛を求めるガイドラインに違反して、7月場所中と場所前の計4回キャバクラに通ったみたいです。
新型コロナウイルスに警戒する角界を揺るがせたキャバクラ外出問題。「大人になりきれない子供だ」。大相撲の錣山(しころやま)親方(元関脇寺尾)は弟子の幕内阿炎(あび、26)について、理事会でこう説明したという。
出典:産経新聞
さらに、最初は回数を少なく報告し、同席していた幕下以下の力士には口裏合わせを指示したとのこと。
この行為により阿炎関は「引退届」を提出しますが協会には受理されず、3場所の出場停止と5ヶ月50%減俸の処分を受けたそうです。

師匠からは「大人になりきれない子供だ」と言われそうで、大きな反省を迫られることになったようです。
4. 「帰っていいですか」事件(2018年5月)
横綱白鵬に初めて勝って初金星を獲得した時のインタビューで、「師匠にどう報告しましょうか」という質問に「普通に。お陰様でと。それよりも昨日誕生日だったお母さんに早く報告したいので、もう帰っていいですか」と答えたそうです。

これは他の力士では考えられない発言でしたが、実は泣きそうになっていたからだったと阿炎関は後に明かされています。
この出来事は、彼の素直な性格と家族思いの一面を表したようです。
インタビュー中に涙を流すことは「照れくさい」という思いがあった。そこで出た言葉が「お母さんに報告したいんで、もう帰っていいっすか?」なのである。
出典:ABEMA TIMES
5. ピース事件
新入幕が決まった時の記者会見で「初場所では三賞を全部取ります」と大胆に宣言。
その初場所で敢闘賞を受賞した際のインタビュー後、カメラに向かってピースのポーズをとるという、相撲界では前例のない行動を見せたようです。
同場所千秋楽で敢闘賞を受賞した際、支度部屋でピースサインを行うなど力士らしからぬ言動が飛び出し、これにはデーモン閣下も、「インタビュールームで最後にピースした人、この人(阿炎)が初めてだよ」と驚いていた
出典:Wikipedia
この行動は、彼の自由奔放な性格をよく表していますね。

まとめ
今回は、阿炎はヤンキーだった?阿炎の性格とヤンチャエピソードについてお伝えしてきました。
結論として、阿炎関は決してヤンキーだったわけではありません。
彼の自由奔放で率直な性格が、時にヤンキーのような印象を与えてしまうことがあるだけなのです。
阿炎関の性格は、確かに時に問題を引き起こすこともありますが、同時に彼の魅力でもあります。
感情豊かで家族思いの一面も持ち合わせており、相撲界では珍しいタイプの力士として、多くのファンから支持されています。
2023年12月に師匠の錣山親方が亡くなった際には、大阪の巡業を休場して駆けつけ、最期を看取りました。
親方の死去後、涙を流しながら「わがまま言うと、もうちょっとだけ見てほしかった」と語った姿は、多くの人々の心を打ちました。
現在、阿炎関は結婚して子供も生まれ、少しずつ落ち着いた姿を見せ始めています。
今後は、これまでの経験を活かしながら、さらに成長した姿を見せてくれることでしょう。
阿炎関の今後の活躍に、ますます期待が高まります。
それでは、ありがとうございました。
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