若くして大関まで駆け上がった注目の力士・大の里。
そんな大の里関ですが、急成長の背景には他の力士とは一線を画す「相撲IQ」が高いとのこと。
また、持って生まれた体格や精神力など、彼の驚異的な強さの秘密を知りたいところです。
そこで今回は、
- 相撲IQとは?大の里の驚異的な分析力と対応力
- 恵まれた体格と鍛え抜かれたトレーニング法
- 師匠・稀勢の里の教えと独自の技術とは
主にこの3つについて迫っていきます。
それでは早速本題に入りましょう!
相撲IQとは?大の里の驚異的な分析力と対応力

大の里関は、「相撲IQが高い」と言われていますが、相撲IQとは一体何でしょうか?
相撲IQとは、「相撲を考える力」とのことです。
強さの秘訣としてクレバーなところも見えてきました。相撲IQが高い(相撲を考える力が秀でている)ということです。
出典:TBS NEWS DIG
彼の出身校・海洋高校相撲部の村山監督は、「自分の相撲を客観的に見て分析し、修正できる力」を彼の最大の武器と語っています。

例えば、稽古後にはノートに反省点を書き出し、同じ失敗を繰り返さないように意識するなど、徹底した自己管理を行っていたようです。
また、対戦相手ごとの対策も非常に的確で、場所ごとに着実に進化しています。
これはまさに、スポーツの世界で求められる「考える力士」の象徴と言えるでしょう。
恵まれた体格と鍛え抜かれたトレーニング法

大の里関は、どのような体格をお持ちなのでしょうか?
大の里関は、中学2年生ですでに身長180cm・体重120kgという恵まれた体格を持っていました。
しかし、これは才能の一部にすぎません。

高校時代から本格的な筋力トレーニングに取り組み、パワーとスピードを両立させる体を作り上げてきました。

現在では身長192cm、体重183kgという圧倒的な存在感を誇っています。
トレーニングだけでなく、食事管理や柔軟性の向上にも努めており、そのバランス感覚が強さの土台となっているようです。

単なる体格だけでなく、「使える筋肉」「動ける体」を目指した結果が、土俵上での安定した取り組みに表れています。

師匠・稀勢の里の教えと独自の技術とは

大の里関の師匠は誰なのでしょうか?
大の里関の師匠は、元横綱・稀勢の里(現二所ノ関親方)です。

稀勢の里からは、技術だけでなく「相撲道の心得」も学んでいます。
稀勢の里から言葉でアドバイスを受けた記憶はない。代わりに「体を使って、身をもって指導してくれる。胸を合わせると、わかることがありました」。稀勢の里の生き様がそのまま「自分の相撲道」だという。
出典:朝日新聞
今、大の里の技で特に注目されているのが「左おっつけ」です。

これは稀勢の里が得意とした技であり、大の里関も自身の型として取り入れ、稽古を重ねてきたとのこと。
その取り口を最大限に引き出したのが、「左おっつけ」だった。相手の右腕の肘あたりを、外側から左手で押していくのが基本。二所ノ関親方も現役時代、左おっつけが代名詞だった。
出典:中日新聞
秋場所前には、師匠と17番にも及ぶ稽古をこなすなど、その姿勢は真剣そのもの。

親方を押し込んだときには「これは通用する」と確信を持ち、本場所で結果を残しました。

また、大の里関は、技術の修正力にも優れており、「体格やパワーだけでなく修正力も彼の強さの一つ」と評価されているそうです。
このように、才能+技術+思考力が融合した力士こそが、今の大の里なのでしょう。
まとめ
今回は、大の里関の持って生まれた能力と強さの秘密についてお伝えしてきました。
大の里関の強さの裏には、相撲IQの高さと持って生まれた体格、そして圧倒的な努力があります。
それを支えるのは、師匠・稀勢の里の教えと自ら学ぶ姿勢。
まだ若干24歳ながら、これだけの完成度を見せる大の里関。
今後は横綱への道を歩む可能性も十分にあり、今後の大相撲界を背負う存在として、ますます注目が集まるでしょう。
これからも彼の取り組みから目が離せません!
大の里関の今後の活躍が楽しみですね。
それでは、ありがとうございました。
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